フコイダンとは?多糖類の一種で、たくさんの糖成分同士が分子レベルで結合した物質です。
また、フコイダンとは海草褐藻類の中に含まれる成分で、
海藻のヌルヌルした成分の中に存在します。
フコイダンは海藻が衝撃で起きた傷をなおしたり、周囲の微生物に食べられないように
自分自身を守る役割を果たしています。
化学的には「Dキシロース」「Lフコース」を主成分・構造とし、
「硫酸基」「ウロン酸」「全糖」「灰分」が結びついたものです。
フコイダンそのものは約90年も前に発見されていたのですが、
フコイダンの構造が多糖類のため、非常に複雑で、分析が大変難かったので、
今まで研究がすすまなかったのです。
その中でも、難しかったのは、フコイダンの特徴といえる「硫酸基」という
成分を多く持っているので他の多糖類とは大きく異なっているからです。
硫酸基は劇薬「硫酸」の元になるものですが、硫酸基単体ではまったく無害です。
硫酸基はヌルヌル状の状態を作り出すという単体での特質があります。
実は、強力な胃酸から胃粘膜を守る働きをしているのも、硫酸基です。
